なぜなぜ分析は「なぜ」と「だから」で双方向に検証するBy hmukaigawa / 2026年10月27日 なぜなぜ分析の研修で、よく見られる問題があります。それは、「なぜ」を繰り返しているうちに、論理的につながらない原因を導き出してしまうことです。 「なぜ」だけでは論理の間違いに気づきにくい なぜなぜ分析では、問題が発生した原因を「なぜ」で掘り下げていきます。しかし、慣れていないと、事実に基づかない推測や、前の「なぜ」と論理的につながらない答えが出てくることがあります。このようなときに有効なのが、逆方向から「だから」で検証する方法です。 「だから」で逆方向から検証する 「なぜ」で原因を掘り下げたら、今度は最後の原因から「だから」と逆方向にたどってみます。原因から結果へと順番に読み直すことで、論理的につながっていない部分に気づきやすくなります。これは、論理思考のツールであるピラミッドストラクチャーでも使われる考え方です。なぜなぜ分析でも同じように、「なぜ」と「だから」の両方向から検証することが重要です。 「なぜ」と「だから」の使い分け 研修では、「なぜ」の答えに「だから」を使ってしまうケースもよく見られます。「なぜ」と「だから」は、原因と結果の関係を考えるうえで、表裏一体の関係にあります。「なぜ」で原因を掘り下げ、「だから」で逆方向から論理のつながりを確認する。この使い分けを意識するだけでも、なぜなぜ分析の精度は高まります。 双方向の検証を習慣にしよう なぜなぜ分析は、単に「なぜ」を繰り返せばよいわけではありません。導き出した原因が本当に問題の発生につながっているのか、事実に基づいて検証することが大切です。「なぜ」で掘り下げ、「だから」で逆方向から検証する。 この双方向の確認を、ぜひ、なぜなぜ分析の習慣にしてみてください。 約束事3.「なぜ」を論理的に展開する⑫「なぜ」と「だから」で双方向に検証する なぜなぜ分析研修・ワークショップを見る なぜなぜ分析の約束事を見る