なぜなぜ分析の最初にやるべきこととは?

なぜなぜ分析では、まず最初にやるべきことがあります。それは、問題が発生するまでの経緯を時系列に整理することです。

時系列に事実を整理する

なぜなぜ分析を始める前に、問題が発生するまでに何が起きたのか、どのような順序で進んだのかを、事実に基づいて整理します。
そうすることで、問題の全体像を把握することが出来るからです。時系列整理は、原因を考えるための材料をそろえる作業です。ここを曖昧にしたまま分析を始めると、真因にたどり着くことは出来ません。

時系列整理の結果が生かされていない

私がなぜなぜ分析研修で頻繁に目にするのは、時系列整理表には詳しく書かれている事実が、なぜなぜ分析では触れられていないというものです。その理由は、初めに思いついた再発防止策をベースにして、なぜを展開しているから。あるいは、早く再発防止策を考えようとするあまり、問題発生までの経緯を無視して、分析を進めてしまうからです。

事実をベースにMECEに「なぜ」を展開する

もうひとつ、なぜを展開する上で重要なのは、MECEの考え方の活用です。時系列に整理した事実から、漏れなく問題の原因を深掘りする。これがなぜを展開する上で大切です。そのうえで、それぞれの原因が事実と整合しているか、因果関係が成立しているかを確認します。

時系列整理をベースに網羅的になぜを展開することで、漏れのない真因の特定に近づくことができます。

まとめ

なぜなぜ分析は、単に「なぜ?」を繰り返せばよいわけではありません。
時系列に問題発生までの経緯を整理し、その事実をベースになぜなぜ分析を進める。

そして、MECEの考え方を活用し、なぜの展開漏れをなくす。
この基本を徹底することが、真因の特定と実効性のある再発防止策につながるのです。

約束事

1.なぜなぜ分析を行う前に留意すること
 ③分析対象を時系列で整理し、問題が起きた経緯を把握する

なぜなぜ分析研修・ワークショップを見る

なぜなぜ分析の約束事を見る

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


上部へスクロール